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交通事故の加害者に科せられる“刑事責任”

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交通事故の中でも人身事故を起こすと加害者には、“刑事責任”、“行政責任”、“民事責任”という3つの分野にわたる責任が科せられます。

“刑事責任”というのは加害者が国家から刑罰を受けることで、運転中の不注意によって他人を負傷させてしまった場合には“業務上過失致傷罪”、死亡させてしまった場合には“業務上過失致死罪”に問われます。

そして“業務上過失致死傷罪”の場合、ほとんどは公判を開かずに簡単な刑事手続きで加害者に刑を言い渡す“略式起訴”で、傷害の程度によっては刑が免除されることもありますが無免許運転や飲酒運転、ひき逃げの場合には道路交通法違反による刑罰が加えられますし、飲酒運転はさらに重い“危険運転致死傷罪”に問われます。

“危険運転致死傷罪”は最高20年の懲役があるのに対して、“業務上過失致死傷罪”は5年程度とかなり刑が軽くなることから、逃げて酔いを醒まして出頭して重い刑を逃れる、いわゆる“逃げ得”という行為が横行していることに対して、群馬など全国各地で法整備を求める署名運動も行われているようです。

事故を起こして、加害者が逃げないですぐに救急車を呼んで手当が行われていたら被害者の命は助かっていたかもしれないというケースもきっと多いはずで、法律のゆがみが被害者をこのようにより悲惨な状況に追いやっているという現状を改善するために、一刻も早く本来の“危険運転致死傷罪”のもっている抑止効果を取り戻すことが望まれています。